今日5月14日5限目に、南海トラフ地震発生を想定した避難訓練を行いました。南海トラフ地震は20〜30年以内に発生すると専門家は予測しております。いつ何時に発生するか分かりませんが、被害を最小限に抑えれるように訓練をしているかどうかで結果は変わってきます。
2024年4月8日気象庁発表
教室では事前学習として、地震における避難の様子が写し出された映像をもとに、各担任の先生から話があり、都跡中学校での避難経路や自他の安全を守る避難方法を確認しました。
教室の様子
各教室では地震発生時の自分自身の身を守る初動から、放送の指示に従って運動場に避難しました。
本校では生徒会が中心となり、一昨年元日に発生した能登半島大地震で被災された方に何かできることはないかと考え、募金活動をすぐに行い義援金を届けてくれました。市役所に届けてくれた時撮影された写真です。「Fight」の文字に心を打たれました。
【編集後記】
3年生の男子生徒が放課後に校長室を訪れてくれました。避難訓練の感想を述べることになり、アドバイスをしてもらいたいとの事でした。
「どうした」「どうしたい」「何かできることある」の3つ言葉のやり取りだけで、後は一緒に昨年度の避難訓練の様子をブログで見たりしたぐらいでしたが、とても楽しい時間となりました。
半時間ほど経ってから、自分の考えが打ち込まれたパソコンを持って見せに来てくれました。
主体性や当事者意識を高めるには、質問に対してすぐに答えを返すのではなく、当事者の生徒にどう考えると質問で返すことで対話が始まり、最後は自分に返しその答えを生徒自身が見つけることが、教育だと改めて思いました。