今日、7月3日(木) 、携帯スマホ安全教室を奈良警察署の生活安全課スクールサポーターの協力を得て開催しました。各学年ごとに視聴覚室で授業を受けました。
サポーターの先生の「被害者にも加害者にもならないために」と言う言葉から始まりました。
もしワイセツな写真や動画が、ラインやインスタグラム、フェイスブックなどSNSで、自分の意に反して送られてきたら、あなたはどうしますか?拡散しますか?
答え:被害を相談する。すぐに削除するなどは「被害者」となります。しかし拡散すれば罪に問われるケースがあります。つまり「加害者」となります。
恋愛感情を利用して、「裸の画像を送信して」と言い寄ってこられたら、あなたは好きだからと言う理由で自撮りして送りますか?拡散されればデジタルタトゥーとしてネット上では残り続きます。最近では生成AI技術の発達で、ワイセツ画像に加工された写真等が拡散され、名誉毀損罪で逮捕されるケースもあります。
また、高額時給のアルバイトの情報が届いたらどうしますか?格安サイトからの商品情報が届いたらポチッとしますか?
答え:いわゆる「闇バイト」で犯罪行為に巻き込まれます。アカウントを乗っ取られ、紐づく情報から、銀行やキャッシュカードが不正利用されてしまいます。消費者被害者となります。
このような事に巻き込まれないためには、フィルタリング機能を利用することが大切です。
それでも、被害にあった場合は、すぐに警察の相談窓口「#9110」に電話をかけ相談してください。
授業の後半では、個別の質問に丁寧に応えて頂きました。ありがとうございました。