本日、4月7日(月)令和7年度の一学期始業式を開催しました。昨年度の修了式で、2,3年生のみなさんには入学してくる1年生たちの「良き先輩」として、新生都跡中学校をスタートさせて下さい。都跡中学校の歴史に新たな1ページを加えて下さいとエールを送ったことは記憶に新しいです。
校長から一学期始業式の式辞が述べられました。一学期始業式式辞(全文)
そこで今年度のスタートに当たり、「焦げ付く青春」に、古いものの中に時代の流れに合った新しいものを創り上げると言う松尾芭蕉の言葉「不易流行」、故(ふる)きを温(あたた)め新しきを知ると言う孔子の言葉「温故知新」を英語に変換した「Old History, New Discovery.」を加え、令和7年度のスローガンを「もっと焦げ付く青春〜Old History, New Discovery.」にすることにしました。
まさに「一人ひとりが主人公でみんなで創り上げる学校」を合言葉にする都跡中学校にぴったりのスローガンだと思いませんか。
「Old History」ということなので、戦国武将の武田信玄について紹介します。武田信玄の心構えや時期を見据えた言葉として、「風林火山」はよく知られていますが、私はもう一つの名言「一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る」をいつも心に刻んでおります。
この言葉は、今も昔も変わらず、努力の大切さを教えています。一生懸命に取り組むことで、問題を解決するための知恵やアイデアが生まれます。しかし、中途半端な姿勢では愚痴ばかりが出て、前に進むことができません。さらに、いい加減な態度では、言い訳をすることで自分を誤魔化してしまいます。
つまり、日々の努力を怠らず、前向きな姿勢で取り組むことが重要で、これにより自分自身の成長や成功につながると言うこと。挑戦を続け、知恵を育てることで、より良い未来を築くことにつながると言うことです。
次に「New Discovery」として、自分自身を再発見するために購入した本「人間の器」を紹介します。著者の丹羽 宇一郎(にわ ういちろう)氏は本の中で「器が大きい人の習慣」というテーマで話しておられます。
山本蔵書
なぜか周りから愛される人には、共通する特徴があるんです。それは、
1.どんな逆境でも笑顔😄😸😁
辛い時こそ笑顔を見せられる人ってすごくないですか?それは弱さを隠すためじゃなく、周りの人を心配させたくないという思いやりの表れです。
2.雑用こそ本気でこなす🖨️🙈🧹
「これくらいいいか」って思わない。コピー1枚でも心を込める姿勢が、実は最高の信頼を生みます。誰も見ていない時の行動こそ、その人の本質が出るんですよね。
3.自分の弱みは周りに頼る🙏🤗👻
完璧を演じず、むしろ助けを求められる人って素敵です。その正直さが、逆に周りとの距離を縮めます。完璧な人より、ちょっと抜けてる方が愛されるんですよね。
4. 自分が行動し背中で語る👥🚸🤓
「こうしなさい」とは言わず、まず自分が動いて、さりげなく周りを巻き込んでいきます。その姿に、人は「ついていきたい」と感じます。言葉よりも行動が、周囲に強い影響を与えるんです。
5.辛い時でも相手目線を欠かさない👀🌜🌛
自分が大変な時ほど、相手を思いやる余裕が試されます。相手の立場に立って考える姿勢が、本当の意味での「器の大きさ」を表します。
6.失敗を責めず改善策を一緒に探す🤝😂💕
「なんでこんなことに…」と責めるのではなく、「次はこうしよう」と前を向く姿勢が、周りの信頼を集めます。その前向きさが、チーム全体を強くしていくんです。
まとめると、器の大きい人は、特別なことをしているわけではありません。日々の小さな心遣いの積み重ねが、自然と周りから愛される❤️存在を作っていくんです。
みなさんも新しい自分を発見 New Discovery するために、今日から少しずつ始めてみませんか🎉🍀🦸
入学式の準備の様子です。3年生は式場の準備をしてくれました。