6月19日(木)、1年生を対象に「脱いじめ傍観者授業」をスタンドバイ(株)との連携により実施しました。
「脱いじめ傍観者授業」では、いじめの構造において、圧倒的多数である「観衆」や「傍観者」に焦点を当て、すべての子どもがいじめを自分事として捉え、いじめの予防や解決方法を話し合い、考えることを目的としております。
「いじめを止めることは大切で、止めないといけないけれど、もし言えなかった時には、大人の人や友だちに相談していいんだとわかりました。」スタンドバイを自身が使うChromebookに登録している様子です。
「いじめをできないような雰囲気をつくろうと思いました。」
「見て見ぬふりや無視をするのではなく、何かできることを考えることに加え、行動することが大切だとわかりました。」最後にクラスを代表して、スタンドバイの先生にお礼と決意を語ってくれました。心に響きました💯
都跡中学校では、これからもいじめを放置せず、みんなで解決していく学校づくり、いじめのない学校をみんなが願い関わり合っていく学校づくりを進めていきたいと思います。
【編集後記】
スタンドバイ(株)が提供するいじめ防止プログラム教材「私たちの選択肢」を紹介します。
【脱いじめ傍観者教育】
エピソード1「変えられる!? クラスの空気 〜 脱いじめ傍観者教育」は、いじめの加害者と被害者ではなく、まわりで見ている観衆や傍観者の存在に着目したプログラムです。クラスにいじめを止める雰囲気がある場合にはいじめを止める行動をとるとする人が多いという研究成果を基に、観衆や傍観者だった者がいじめを止める行動をとれるようにすることをねらいとしています。
【ホウレンソウ教育】
エピソード2「どうする!? SOS 〜 ホウレンソウ(報告・連絡・相談)教育」は、子どもたちが一人で悩みを抱え込まず、早めに報告・連絡・相談をできるようになることを目指したプログラムです。
2017年に定められた自殺総合対策大綱において「子ども・若者の自殺対策を更に推進する」ことが重点課題の1つとされ、その中で「直面する可能性のある様々な困難・ストレスへの対処方法を身に付けるための教育(SOSの出し方に関する教育)」を学校現場において推進することが求められています。子どもたちがSOSの出し方について考え、何か問題を抱えた際に早めに適切な相談先にSOSを出せるようになることをねらいとしています。