今週の火曜日に美術部員の男子生徒が、40周年記念のロゴマークをデザインしたいと直談判に校長室を訪れたことをきっかけに、今日、女子部員二人が、記念ロゴマークの第一号の試作デザインを見せに来てくれました。
そのグラフィックデザインは校章をモチーフに数字の40を型どったものでした。色はMiato Blueと「朱雀」Redの2パターンがありましたが、同席していた山下先生から、昔からイメージカラーとして都跡ブルーと親しまれていますとのアドバイスがありそれを採用することにしました。
プロフェッショナルな出来映えで驚きました。プロのデザイナーはしっかりとしたコンセプトをもち作品に落とし込みますが、まさにその通りでした。彼女たちのコンセプトは、「創立40周年の都跡中学校に関わった多くの人たちの思いを大切にする」でした。その思いの結晶が校章に込められていると語ってくれました。
青龍(東)、白虎(西)、朱雀(南)、玄武(北)と都を守る四神があるが、その南を守る朱雀が羽を広げ今まさに飛び立たんとする躍動に満ちた姿を表している。また、東に春日山、西に生駒山、東に平城山をのぞむことからこの三山を都跡の頭文字「M」にちなんでアレンジをほどこしている。なお全体の円は都跡中学校で学ぶ者の「和」を示している。
1300年の悠久の歴史とその重みを年輪に刻む都跡の丘で、三山に囲まれ「朱雀」に守られ、本校に集うすべての者が「朱雀」の飛びだつが如く躍動に満ち、仲良く、健康に教育目標に向って邁進していく強い願いがこの校章にこめられている。 (生徒手帳「校章にこめられている願い」より抜粋)
よいGW前半を!