本年度、令和6年4月22日(月)に開校40周年の創立記念日を迎えました。昭和60年4月、三笠中学校から分離し、奈良市の第十八番目の市立中学校として都跡中学校が開校されました。時代の要請に応える青少年の育成を目指し、「努力」「協力」「健康」を教育目標としてスタートしました。
開校当時の都跡中学校 (昭和40年4月撮影)
あれから40年、都跡中学校に関わる多くの人たちの手によって愛され支えていただき、本日、創立40周年記念式典を挙行することに至りました。
(学校支援活動ボランティア作成)以下に式次第の順に紹介していきます。
1. 開式
40周年記念のスローガンを「歴史を紡ぐ都跡中学校の物語〜「風」と「土」と「水」の人が交わり合って「故郷」となる」としました。
風は教職員。土は生徒や保護者のみなさん。水は地域のみなさん。この3つの性を持つ人たちが地域を活性化させます。風は種を土に運び、水は土を豊かにし、そして光を反射して故郷を輝かせる花となります。
2. 校歌斉唱
3. ビッグアート披露
4. 生徒会長の記念宣言と学校長式辞
玉井先生が創立した学び舎「風土舎の宣言文」をもとに生徒会役員で都跡中学校バージョンを考え、それを第40代生徒会長の小山さんが、「土の人」代表として発表してくれました。
元信州大学名誉教授玉井 袈裟男(たまい けさお)先生が地域創生に力を注いで来られた生き方に共感し、玉井先生の考えの中に「水」という言葉を入れ式辞を考えました。そして「風の人」代表として式辞を述べました。
5. 来賓あいさつ
ご来賓代表、また地域代表の「水の人」代表として、都跡地区自治連合会長の堂上さんからご祝辞とご挨拶をいただきました。
6. 来賓紹介
林教頭からご来賓の方の紹介がありました。
7. フォトムービー上映
都跡中学校が目指す4つのウェルビーイングをコンセプトに生徒会役員、学年生徒会その他大勢の生徒や教員の手で作成しました。
8. PTA記念品贈呈
PTA会長の森田さんから生徒会副会長の山本さんに記念品が贈呈贈されました。記念品のボールペンには祝40周年記念の文字と40周年記念ロゴ(美術部作成)がデザインされて素敵てす。
9. 閉式
次の10年に向け、これからも都跡中学校は「地域の学校、子どもは地域の宝」として、都跡中学校にかかわる全ての人たちとともに、築き上げていかなければなりません
最後に、都跡地域ふれあい会館の石碑に刻まれた和歌を紹介します。
「すみれ咲く 奈良の都の跡とては 形見の石礎(いしずえ) 今に残れり」
作品交流展示
東養護学校との作品交流展示として、生徒昇降口の一角にギャラリーを設け作品を多数展示しています。40周年記念のこの日に、多くの方々に作品を鑑賞して頂きたく思い展示会を開催しました。作者の心が伝わってくる素晴らしい作品揃いです。
これで、第1部の創立40周年記念式典のブログを終えます。生徒たちの内に秘めた能力を引き出すエンパワーメント式典となりました。
引き続き第2部の校内音楽発表会のエンパワーメントする生徒たちの様子をご覧下さい。。